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◎移住を選択する心理!
移住を思い浮かべ、それを実行するにはそれなりの考え方がそれぞれあるのだと思います。
各地で出合った方々から私なりに感じ取った一部を掲載してみます。
◎移住を選択する心理
TVなどを中心に移住を含めた田舎暮らしなどは一寸したブームなのですが、ある意味このブームというのは団塊の世代が定年退職を迎えるに当たり、その人たちを何とか取り込もうと、少子化に悩む地方とそれにあやかりビジネスを展開する旅行会社やメディアなどが火付け役になっている感があります。
しかし既に移住をある程度成功されて何年かその地で生活している方々はそのようなブームには乗っておらず、人それぞれの事情と考え方で移住を選択しています。
私が思うに、そのような方達は移住を選択するということ事態に何らかの理由があると思うのです。
何故なら、違う地での暮らしを体験したいのなら、1ヶ月やあるいは1週間程度の滞在、時間的余裕がなければ3〜5日の旅行でもある程度の満足を得られると思います。
さらに、金銭的にも余裕がある方は別荘を建て年に何日か滞在するのが一般的な選択でしょう。
しかし、それらを選択せずに住み慣れた地に別れを告げ仕事を捨て移住を選択するというのは、それほど軽い気持ちでは無いと思うのです・・・特に我々日本人の場合は!
現実に、特にこのサイトで記さなかった方々はそれまでの生活を全て捨て、その地でなんとか暮らしている方々ばかりでした。
その方々が移住を選択する心理は様々です。
特にどの地域でも感じたのは、この日本という国の将来、又はそれを切実に感じているにも関わらず、その日を生きるためだけに理不尽な環境と解りながらも、多数派に流され自己主張は否定されるような、閉鎖的な人生に嫌気が差しているような方達が多いように見受けられました。
どうせ人は誰でも何時かは例外なく死んでいきます、会社を私物化し裸の王様のような経営者の下で卑屈に仕事をして暮らしていくようでは、いつかはうつ病にもなりかねません。
早くして移住をされた方々はけして豊かな暮らしはしていませんでした・・・はっきり言って!
しかし、今までの暮らしに戻る気はまったくないようにも感じました。
今までのこの国の常識というか、暗黙の倫理とういうのは、私なりに思うのは、とにかく真面目に経営者の言う事を聞き、回りに合わせることを重視して黙って働く・・・何故なら「少しでも出る杭は打たれる」と感じている方が多いと思いますから!
しかしどうでしょう、今この国を取り巻く環境というのは!・・食料自給率は先進国の中でも最低の40%、エネルギー自給率もやっと二桁位だと思います。
今後は地球環境の悪化や途上国の発展と共に、このように資源が無い国は物価の上昇は絶対避けて通れないでしょう、その時理不尽な扱いをされ黙って真面目に働いていたとしても今の給料は上がると思いますか?
幾ら一生懸命働いても企業が生き残るためには、最大の経費である人件費を抑えなければ企業の存在も危ぶまれます。
今後はさらなる犠牲を払ってでも企業が生き残りをかけて行く時代が間近に来ているのかも知れません・・・多分経営者が一番にそれを考えるでしょう。
私が出合った移住者のように、自分の置かれている状況を考え、自分なりの選択をしていかなければならない時代は意外と早くやってくるのかも知れないですね、景気が背中を押してくれている時代はとうに終わっています。
移住が全てを解決してくれる条件とは思いませんが、多分この先今まで普通とされてきた生活は少なからず圧迫され苦しくなっていくのだと思います!・・・さて、どんな選択をあなたはしていきますか?!
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